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Column

「シリンダーだけの交換で済みます」「サムターンが…」と言われても、何のことか分かりにくいものです。鍵の相談や鍵選びのときに出てくる言葉を、場所ごとにまとめました。気になる言葉から読んでみてください。公開 / 更新

この記事の要点

  • 鍵穴の部分が「シリンダー」、扉の中の本体が「錠前」。鍵交換の多くはシリンダーの交換。
  • 室内側のつまみが「サムターン」、扉から出て鍵を掛ける金具が「デッドボルト」。
  • 防犯性の目安は、ディンプルキー、補助錠(ワンドア・ツーロック)、CPマーク。

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シリンダー:鍵を差し込んで回す部分です。中にピンなどの部品が並んでいて、正しい鍵を差したときだけ回るようになっています。「鍵交換」というと、多くの場合はこのシリンダーを交換することを指します。

錠前(じょうまえ):扉の中に組み込まれた鍵の本体です。シリンダーを回すと、錠前の中の仕組みが動いて、鍵が掛かったり外れたりします。錠前の種類によって、取り付けられるシリンダーが決まります。

合鍵(スペアキー):元の鍵をもとに作る鍵です。メーカーが作る「純正キー」と、お店で元の鍵を写して作る「コピーキー」があります。精度の面では純正キーが確実です。

鍵番号:鍵や錠前に刻まれた番号です。メーカーに純正キーを注文するときなどに使われます。製品によっては番号から合鍵が作れるため、鍵番号の書かれた鍵やカードは、他人に見せたり写真を人に送ったりしないようにしましょう。

メカニカルキー:車のスマートキーの中に入っている、金属の非常用の鍵です。スマートキーの電池が切れたときに、ドアの鍵穴に差して開けるのに使います。取り出し方は車の取扱説明書で確かめます。

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ギザギザの鍵:鍵のふちに山と谷がある、昔からよく使われている鍵です。古いタイプの中には、ピッキングに弱いものがあります。

ピンシリンダー:鍵の片側にギザギザがある鍵に使われる、昔からある仕組みのシリンダーです。

ディスクシリンダー:鍵の両側にギザギザがある鍵に使われる、古いタイプのシリンダーです。ピッキングに弱いものがあり、防犯のために交換を考えるきっかけになります。

ディンプルキー:鍵の平らな面に、小さなくぼみがたくさん並んだ鍵です。中の構造が複雑で、ピッキングに強く、合鍵も簡単には作れないものが多くあります。詳しくは「ディンプルキーとは」をご覧ください。

電子錠・スマートロック:暗証番号、カード、スマートフォンなどで開け閉めする鍵です。後から取り付けるタイプもあります。電池切れに備えて、鍵や別の開け方を用意しておくことが大切です(「スマートロックを後付けするとき」「玄関の電子錠が開かないとき」)。

南京錠(なんきんじょう):輪の形の金具を掛け金に通して留める、持ち運びのできる錠です。物置や門扉、ロッカーなどに使われます。鍵で開けるものと、番号を合わせて開けるダイヤル式があります。くわしくは「南京錠の鍵をなくしたとき」をご覧ください。

クレセント錠:引き違いの窓の、2 枚の窓が重なる部分にある、半月形の金具を回して締める錠です。窓を締め付けてガタつきを抑える金具で、それだけで侵入を防ぐ力は強くありません(「窓の鍵の防犯」)。

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サムターン:室内側にある、指でつまんで回す部品です。外からは鍵で、内側からはサムターンで鍵を開け閉めします。

デッドボルト(かんぬき):鍵を掛けると扉から飛び出して、枠に入り込む金具です。これが出ていると、扉が開かなくなります。

ラッチ:ドアノブやレバーハンドルに連動して出入りする、斜めの形の金具です。扉を閉めたときに枠に引っかかり、扉が勝手に開かないようにしますが、鍵の役割はありません。

ストライク(受け座):扉の枠の側にある、デッドボルトやラッチを受ける金具です。扉が下がるなどして位置がずれると、鍵が掛かりにくくなります。

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引き違い戸:2枚の戸が左右に重なって開く戸です。戸が重なる真ん中の部分に鍵が付いていることが多くあります。

鎌錠(かまじょう):鍵を回すと鎌のような形の金具が出て、受け金具に引っかかって戸を固定する鍵です。引き戸によく使われています。

召し合わせ錠(めしあわせじょう):引き違い戸の、2枚の戸が重なる真ん中(召し合わせ)の部分に付ける鍵です。鎌錠のしくみのものが多くあります。

戸先錠(とさきじょう):1枚の戸を横にすべらせる片引き戸で、戸の先端(柱に当たる側)に付ける鍵です。

ねじ締り錠:ねじを回し込んで2枚の戸を締める、古い木製の戸やガラス戸に多い鍵です。手軽ですが、玄関の主な鍵としては防犯面が心配です。

戸車(とぐるま):戸の下に付いている車輪です。すり減ると戸が下がり、鍵の位置がずれて掛かりにくくなることがあります。詳しくは「引き戸の玄関・勝手口の鍵」をご覧ください。

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空き巣:家の人が留守の間に入って盗む手口です。警察の統計では、住宅を狙った侵入窃盗のうち、空き巣がもっとも多くなっています。

忍込み:夜、家の人が寝ている間に入って盗む手口です。寝る前の戸締まりの確認が大切です。

居空き:家の人が家にいる昼間などに、気づかれないように入って盗む手口です。

無締り(むじまり):鍵が掛かっていない状態のことです。警察の統計では、住宅への侵入でいちばん多い入られ方になっています。

ピッキング:鍵穴に工具を差し込んで、鍵を使わずに開ける手口です。防犯性の高いシリンダーに替えることが対策になります。

サムターン回し:扉の外から工具を差し込んで、室内側のサムターンを回して開ける手口です。サムターンを外から回されにくくする部品やカバーで対策します。

補助錠:今ある鍵とは別に、後から取り付ける鍵です。1つの扉に鍵を2つ付ける「ワンドア・ツーロック」にすると、開けるのにかかる時間が増え、防犯性が高まります。

CPマーク:警察庁などと民間団体でつくる官民合同会議が定めた試験に合格した、防犯性能の高い建物部品に付けられるマークです(警察庁「住まいる防犯110番(新しいタブで開きます)」)。鍵選びの目安になります。玄関の防犯については「玄関の防犯対策とピッキング対策」もご覧ください。

06Column

鍵の相談をするときに、部品の名前を知っている必要はありません。「玄関の鍵が回りにくい」「引き戸の鍵が掛からない」など、困っていることをそのまま伝えてもらえれば十分です。鍵や扉の写真があると、状況がより正確に伝わります。

「カギ安 長野」では、専門用語をできるだけ使わずに、何をするのか、いくらかかるのかをご説明します。お問い合わせから15分以内に折り返し、受付は7:00〜21:00です。

07FAQ

シリンダーと錠前は、何が違うのですか?

シリンダーは鍵を差し込む部分、錠前は扉の中に組み込まれた鍵の本体です。鍵をなくしたときの交換は、多くの場合シリンダーだけで済みます。

サムターンとは何ですか?

室内側にある、指でつまんで回して鍵を開け閉めする部品です。

部品の名前が分からなくても相談できますか?

はい。困っていることをそのままお伝えください。鍵や扉の写真があると、状況がより正確に伝わります。

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