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新しい家やマンションの鍵で、表面に丸いくぼみがたくさん並んだ鍵を見たことはありませんか。それが「ディンプルキー」です。どんな鍵なのか、合鍵や手入れで気をつけることは何かを、分かりやすくまとめました。公開 / 更新

この記事の要点

  • ディンプルキーは、鍵の表面のくぼみで開ける、ピッキングに強い鍵。
  • 合鍵はメーカーへの注文が必要なことがあり、登録カードは大切に保管する。
  • 鍵穴用ではない油は差さず、手入れは鍵穴専用の潤滑剤で少量だけ。

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ふつうの鍵は、鍵のふちにギザギザの山があり、その高さで鍵穴の中のピンをそろえて開けます。これに対してディンプルキーは、鍵の平らな面に大きさや深さの違う小さなくぼみ(ディンプル)が並んでいて、このくぼみで中のピンをそろえます。

くぼみは鍵の表と裏、側面など、複数の面に配置されていることが多く、鍵穴の中のピンの数や向きも多くなります。この組み合わせの多さが、ディンプルキーの防犯性の高さにつながっています。いまの玄関の鍵がディンプルキーかどうかの確かめ方は「玄関の鍵の種類の見分け方」にまとめています。

鍵の多くは裏表がなく、どちら向きに差しても開けられるものがほとんどです。暗い玄関先や、手袋をしたままでも差し込みやすいのは、冬の長野では意外とうれしい点です。

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いちばんの特長は、ピッキング(工具で鍵を使わずに開ける手口)に強いものが多いことです。中の構造が複雑なため、不正に開けるのに時間がかかります。

もう一つは、合鍵を勝手に作られにくいことです。くぼみの位置や深さを正確に写し取るには専用の機械と技術が必要で、どこの合鍵屋でもすぐに作れるわけではありません。製品によっては、メーカーに登録した持ち主しか合鍵を注文できない仕組みになっています。

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よいところの多いディンプルキーですが、知っておきたい点もあります。まず、合鍵がすぐには作れないことがあり、メーカーに注文すると届くまで日数がかかります。家族の人数分の鍵が必要なら、交換のときに本数を確認しておきましょう。

また、ディンプルキーとひとことで言っても、製品によって防犯性能には差があります。鍵の形だけで判断せず、CPマーク(防犯性能の高い建物部品に付けられるマーク)が付いているかなども目安にしてください。CPマークについては、警察庁の「住まいる防犯110番(新しいタブで開きます)」で紹介されています。

そして、玄関の鍵だけを強くしても、勝手口や窓の鍵が古いままでは、そこが弱点になります。安曇野や伊那谷の一戸建てのように出入り口の多い家では、家全体の戸締まりを見直すことが大切です。詳しくは「玄関の防犯対策とピッキング対策」をご覧ください。

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ディンプルキーの合鍵は、店頭ですぐに作れないことがあります。製品によっては、鍵と一緒に渡される「セキュリティカード」や「登録カード」が必要で、メーカーに注文して届くまで日数がかかります。新しい家に住み始めたら、こうしたカードがないか確かめ、なくさないように保管しておきましょう。

持っている鍵を店で複製した「コピーキー」は、メーカーが作る純正の鍵に比べて精度が落ちることがあります。わずかなずれでも、使ううちに鍵穴の中を傷め、回りにくくなる原因になります。合鍵は、できればメーカーの純正キーで用意するのがおすすめです(「合鍵の作り方と注意点」)。

賃貸住宅の場合は、合鍵を作る前に、管理会社や大家さんの了承が必要かどうかを確かめてください(「賃貸アパートの鍵交換|入居時・紛失時・退去時の注意点」)。

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ディンプルキーは中の構造が細かい分、鍵穴にほこりや砂、水分が入ると影響を受けやすい面もあります。松本や諏訪、伊那谷のように冬の冷え込みが厳しい地域では、鍵穴に入った水分が凍って回りにくくなることもあります。

手入れのときは、鍵穴用ではない油(サラダ油や機械用の潤滑油など)を差さないでください。ほこりが固まって、かえって調子が悪くなります。使うなら鍵穴専用の潤滑剤を、説明に従って少量だけにしましょう(「鍵穴の手入れのしかた」)。鍵そのものも、くぼみに汚れがたまったら、乾いた布や柔らかいブラシで落としておくと長持ちします。

凍って回らないときの対処法は、「冬に鍵が回らない・凍ったときの対処法」の記事で詳しく紹介しています。

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今の玄関の鍵が古いタイプで防犯面が気になるとき、鍵をなくしたとき(「家の鍵をなくしたときの対処法」)、中古の家に住み始めたときなどは、ディンプルキーのシリンダーへの鍵交換を考えるよいタイミングです。交換のタイミングや依頼の流れは「長野で鍵交換を考えたら」で紹介しています。

ディンプルキーにもさまざまな製品があり、扉に付いている錠前によって取り付けられるものが決まっています。防犯性能を確かめたい場合は、CPマーク(防犯性能の高い建物部品に付けられるマーク)が付いているかが目安になります。

すでにディンプルキーを使っていても、回りにくい、抜きにくいといった症状が出てきたら、点検や鍵修理、交換を考えましょう(「鍵が抜けない・鍵穴の中で折れたときの対処法」)。「カギ安 長野」では、現地で扉と鍵を確認し、交換や修理の内容と料金を作業の前にお伝えしています。

07FAQ

ディンプルキーの合鍵は、ホームセンターで作れますか?

店によっては作れる場合もありますが、製品によっては登録カードが必要で、メーカーへの注文になることもあります。精度の面からも、できればメーカーの純正キーでの用意をおすすめします。

ディンプルキーをなくしたら、鍵交換は必要ですか?

合鍵が作られにくい鍵でも、なくした鍵そのものが使われるおそれは残ります。住所が分かるものと一緒になくした場合などは、シリンダーの交換をおすすめします。

引き戸の玄関もディンプルキーにできますか?

引き戸用のディンプルキーのシリンダーや錠前もあります。今付いている錠前の種類によって対応できるものが異なるため、現地で確認してご案内します。

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