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Column

差した鍵がどうやっても抜けない。力を入れたら、鍵が折れて先が鍵穴に残ってしまった。どちらも焦るトラブルですが、慌てて力を入れるほど状況が悪くなりがちです。落ち着いて試せることと、相談したほうがよい場合をまとめました。公開 / 更新

この記事の要点

  • 抜けないときは、鍵をまっすぐ差し込んだ位置に戻してから、力を入れずにゆっくり引く。
  • 折れた鍵は、接着剤や針金で取り出そうとしない。鍵穴の奥に押し込むと取り出しにくくなる。
  • 抜けない・折れる原因は、鍵や鍵穴のすり減り、汚れ、冬の凍結などが多い。繰り返すなら修理や交換を考える。

01Column

鍵が抜けなくなる原因で多いのは、鍵が「差し込んだときの位置」まで戻っていないことです。鍵は、まっすぐの位置に戻らないと抜けない仕組みになっているので、少しでも回ったままだと引っかかります。

ほかに、鍵や鍵穴(シリンダー)の中の部品のすり減り、ほこりや砂などの汚れ、鍵の曲がりなども原因になります。長野の冬は、鍵穴の中の水分が凍って、鍵が抜けにくくなることもあります。

合鍵の精度が低い場合も、引っかかりやすくなります。元の鍵では問題がないのに、合鍵だけ抜けにくいときは、合鍵が原因かもしれません。

02Column

まず、鍵を差し込んだときのまっすぐの位置に戻します。そのうえで、鍵を上下左右に強くゆするのではなく、まっすぐ手前にゆっくり引いてみてください。

鍵を少しだけ奥に押し込んでから引くと、中の部品がそろって抜けることがあります。それでも抜けないときは、無理をせず、鍵を差したままの状態で相談しましょう。

冬の朝に抜けなくなった場合は、凍結が原因のこともあります。鍵の持ち手の部分をカイロや手で温めると、抜けることがあります。熱湯をかけるのは避けてください(「冬に鍵が回らない・凍ったときの対処法」)。

03Column

鍵を差して回すタイプの車で、エンジンを止めても鍵が抜けないときは、まずシフトレバーの位置を確かめてください。オートマチック車の多くは、シフトレバーが「P(パーキング)」に入っていないと、鍵が抜けない仕組みになっています(JAF「鍵が抜けない場合の原因と対処方法(新しいタブで開きます)」)。

ハンドルが少し回った状態でロックがかかっていると、鍵が回りにくく、抜けにくくなることもあります。その場合は、ハンドルを左右に軽く動かしながら、鍵をゆっくり回してみてください(JAF「キーが回らない、キーが抜けないときは?(新しいタブで開きます)」)。

それでも抜けないときは、無理に引き抜かず、車の取扱説明書を確かめるか、販売店やロードサービスに相談しましょう。冬の朝に車の鍵穴やドアが凍っているときは「冬に車のドアが凍って開かないとき」もご覧ください。

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鍵が折れて、先が鍵穴に残ってしまった場合は、まず残った部分を奥に押し込まないように気をつけます。鍵穴の奥に入り込むと、取り出すのがさらに難しくなります。

折れた部分が鍵穴から少し出ているなら、毛抜きやピンセットでそっとつまんで、まっすぐ引き抜ける場合もあります。ただし、力を入れて何度も試すと、鍵穴の中を傷めることがあります。

瞬間接着剤で折れた鍵をつなごうとしたり、針金を差し込んでかき出そうとしたりするのはやめましょう。接着剤が鍵穴の中で固まると、シリンダーごと鍵交換をしなければならなくなることがあります。鍵穴にだれかが接着剤や異物を詰めた疑いがあるときは「鍵穴にいたずらされたとき」をご覧ください。

05Column

折れた鍵が鍵穴に残っていると、ほかの鍵も差し込めず、家に入れなかったり、鍵を掛けられなかったりします。合鍵があっても使えないので、早めに相談してください。鍵を差したまま家に入れないときに試すことは「鍵を家の中に閉じ込めたときの対処法」にまとめています。

出かけるときに鍵が折れて、鍵を掛けられないまま家を離れるのは、防犯の面で心配です。家族がいれば留守番を頼み、だれもいない場合は、鍵の対応が終わるまで家を離れないようにしましょう。

賃貸住宅の場合は、管理会社や大家さんにも連絡してください。鍵穴の修理や交換が必要になったときに、費用の扱いや手配の方法を相談できます(「賃貸アパートの鍵交換|入居時・紛失時・退去時の注意点」)。

06Column

鍵が抜けにくい、引っかかるといった症状は、鍵や鍵穴がすり減ってきたサインのこともあります。症状が出始めたら、早めに鍵修理の点検を相談すると、折れる前に修理や交換で対応できることがあります。作ったばかりの合鍵で抜けにくくなったときは、合鍵の削り方が合っていないこともあります(「作った合鍵が回らない・引っかかるとき」)。

ふだんから、鍵を力任せに回さない、鍵をドアノブ代わりに引っ張らない、鍵穴用ではない油を差さないことも大切です(「鍵穴の手入れのしかた」)。たくさんの鍵や重いキーホルダーを付けたまま差し込むと、その重みが鍵と鍵穴に負担をかけるので、束ねる鍵は必要なものだけにしましょう。合鍵は、精度の高いメーカーの純正キーで作ると安心です(「ディンプルキーとは」)。

「カギ安 長野」では、抜けない鍵、折れた鍵のご相談を承っています。現地で鍵穴の状態を確認し、修理で直るか、交換が必要かを、料金と一緒に作業の前にお伝えします(「料金の考え方」)。お問い合わせから15分以内に折り返し、受付は7:00〜21:00です。

07FAQ

鍵が抜けないとき、潤滑スプレーを吹きかけてもいいですか?

鍵穴用ではない潤滑油やスプレーは、ほこりが固まって不調の原因になることがあるため、おすすめしません。鍵を差したままの状態でご相談ください。

折れた鍵は、接着剤でつなげば使えますか?

おすすめしません。接着剤が鍵穴の中で固まると、シリンダーごと交換が必要になることがあります。折れた鍵はそのままの状態でご相談ください。

折れた鍵を取り出したあと、同じ鍵穴を使い続けられますか?

鍵穴の中が傷んでいなければ使い続けられることもあります。ただし、折れた原因がすり減りなどの場合は、また同じことが起きやすいので、修理や交換も含めてご案内します。

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