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鍵穴の手入れのしかた|潤滑剤の選び方とやってはいけないこと(長野)
毎日使う玄関の鍵は、少しずつほこりや砂がたまり、気づかないうちに動きが重くなっていきます。そのまま使い続けると、鍵や中の部品がすり減り、鍵が抜けない・回らないといったトラブルにつながることもあります。ご自宅でできる鍵穴の手入れと、やってはいけないことをまとめました。公開 / 更新
この記事の要点
- 手入れには鍵穴専用の潤滑剤を、説明に従って少量だけ使う。
- サラダ油や機械用の油、一般的な潤滑スプレーは、ほこりが固まる原因になるので差さない。
- 鍵そのものの汚れも落とし、手入れをしても重いままなら点検を相談する。
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鍵穴の手入れが必要になるサイン
鍵を差し込むときに引っかかる、奥まで入りにくい。
回すときに重い、途中で止まる、ガリガリと音がする。
抜くときに引っかかる。
こうした変化は、鍵穴の中にほこりや砂、古い油がたまっているときに起こりやすくなります。長野県中南信は、春の砂ぼこりや冬の冷え込みなど、鍵にとって負担の大きい季節があります。半年に 1 回ほど、動きを確かめる習慣をつけておくと安心です。
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鍵穴専用の潤滑剤を使う
鍵穴の手入れには、鍵穴専用として売られている潤滑剤を使いましょう。錠前メーカーの美和ロックも「製品のご注意・お手入れ方法(新しいタブで開きます)」で、鍵穴に油や市販の合成潤滑油(シリコンスプレーなど)をさすのはやめるよう案内しています。油にほこりが付いて鍵穴の中で固まり、作動不良の原因になるためです。ホームセンターなどで手に入ります。粉末(パウダー)タイプや速乾タイプなど種類がありますが、迷ったときは「鍵穴用」と書かれているものを選びましょう。美和ロックは、使っている鍵に合った錠前メーカーの専用品を使うよう案内しています。鍵や錠のメーカーが分かれば、そのメーカーの案内も確かめてみましょう。
使うときは、商品の説明に従い、少量だけ吹き付けます。そのあと、鍵を何度か抜き差しし、左右に回して、潤滑剤を中になじませます。
一度にたくさん吹き付けても、効果が上がるわけではありません。かえって汚れを集めることもあるので、少なめにとどめましょう。
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やってはいけないこと
サラダ油や機械用の油を差す:油にほこりや砂が付いて固まり、鍵の動きがかえって悪くなります。冬は固まった汚れに水分が加わり、凍りやすくもなります(「冬に鍵が凍って回らないとき」)。
一般的な潤滑スプレーを吹き付ける:鍵穴用ではない潤滑スプレーも、油と同じように汚れを集める原因になります。
鍵穴に息を吹きかける:息に含まれる湿気が中に残り、冬は凍る原因になります。
針金やようじで中をかき出す:鍵穴の中の細かい部品を傷つけたり、折れた先が中に残ったりするおそれがあります。鍵穴にだれかが異物を詰めたように見えるときは、触らずに「鍵穴にいたずらされたとき」をご覧ください。
力任せに回す:重いまま無理に回すと、鍵が曲がったり、鍵穴の中で折れたりします(「鍵が抜けない・鍵穴の中で折れたとき」)。
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鍵そのものの掃除も忘れずに
鍵穴だけでなく、鍵の溝やくぼみにも汚れはたまります。乾いた布や柔らかいブラシで、ときどき汚れを落としましょう。
ディンプルキーのように表面に小さなくぼみがある鍵は、くぼみに汚れがたまりやすいので、古い歯ブラシなどでていねいに汚れを落としましょう(「ディンプルキーとは」)。
専用の潤滑剤が手元にないときは、鉛筆の芯(黒鉛)で代用する方法もメーカーが紹介しています。鍵の切り込みの部分を鉛筆で強めになぞり、何度か鍵穴に抜き差しします。
鍵が曲がっている、すり減っている場合は、手入れでは直りません。純正の鍵から合鍵を作り直すことも考えましょう(「合鍵の作り方と注意点」)。
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手入れの手順(目安)
1. 鍵を抜いた状態で、鍵穴のまわりの汚れを乾いた布でふき取ります。鍵穴の中のほこりは、掃除機の口を鍵穴に当て、左右に振って吸い出す方法もあります。パソコンのキーボードの掃除に使うエアダスターでもよいとされています(同じく美和ロックの案内)。
2. 鍵穴専用の潤滑剤を、商品の説明に従って少量だけ吹き付けます。
3. 鍵を差し込み、抜き差しと左右への回転を何度か繰り返して、潤滑剤を中になじませます。
4. 鍵に付いた汚れや余分な潤滑剤を布でふき取ります。黒い汚れが付いてくるときは、2〜4 を一、二度繰り返します。鉛筆の芯で代用したときも、終わったら鍵に付いた黒鉛をふき取りましょう。
手入れのあとも、すぐにいつもどおり使えます。動きが軽くなったかどうかを、開け閉めして確かめましょう。
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長野の冬の前にしておきたい点検
冷え込みが厳しくなる前の秋のうちに、玄関・勝手口・物置など、ふだん使う鍵の動きをひととおり確かめておきましょう。
動きが重い鍵は、潤滑剤で手入れをしてから冬を迎えると、凍りつきや回りにくさを防ぎやすくなります。
勝手口や物置など、あまり使わない鍵ほど、いざというときに回らないことがあります。季節の変わり目に一度、開け閉めしておくと安心です。
物置やガレージのシャッター、自転車の鍵など、屋外にある鍵は雨や雪にさらされ、冬に凍りやすい場所です。冬の前に動きを確かめておきましょう(「物置の鍵をなくしたとき」「シャッターの鍵をなくした・開かないとき」「自転車の鍵をなくしたとき」)。物置や門扉の南京錠は、鍵穴を下に向けて掛けておくと雨や雪が入りにくくなります(「南京錠の鍵をなくしたとき」)。
08FAQ
よくある質問。
鍵穴にはどのくらいの頻度で潤滑剤を使えばいいですか?
動きが重いと感じたときや、季節の変わり目(特に冬の前)に、少量だけ使うのが目安です。使いすぎると、かえって汚れを集めることがあります。
鍵穴にサラダ油を差してしまいました。
そのまま使い続けると、ほこりが固まって動きが悪くなることがあります。調子が悪いときは、点検を相談してください。
鍵穴専用の潤滑剤で手入れしても重いままです。
鍵穴の中の部品がすり減っているなど、手入れでは直らない不調かもしれません。無理に回さず、鍵修理の点検を相談しましょう。
11Contact
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